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男4人組のパロディです。ムサいです(ぇ
これだけ男が揃ってBLじゃないという奇跡。アッシュがジェイドに弄られてます。
《ルーク+ガイ+アッシュ+ジェイド+ナタリア》
これだけ男が揃ってBLじゃないという奇跡。アッシュがジェイドに弄られてます。
《ルーク+ガイ+アッシュ+ジェイド+ナタリア》
《ジェイド視点》
ジェイドはケテルブルクのホテルの一室から、コーヒーを飲みながら外を見下ろした。
皆のはしゃぐ声が聞こえ、ついふっと笑う。
「若い方は元気で良いですねぇ……」
ルーク、アッシュ、ガイ、が――アッシュはほぼ無理矢理だが――雪合戦をしていた。
ルークの元気な声が聞こえて、雪球がアッシュ目がけて飛ぶ。
そしてアッシュの燃える焔の長髪が揺れ、その雪球を軽々と避けた。
「はんっ! レプリカが俺に当てようなんざ十年早―――」
そんなことを言っている間に、アッシュの白い顔へ雪球が命中した。
その雪球はルークの投げたものではなく、本来あまりやる気の無さそうに見えたガイの投げたものだった。
「ぐぅ……ガイッ!!」
しゃっ、と雪球をガイ目がけて投げる。
一番やる気の無かったアッシュが一番はしゃいでいるように見えるのは気のせいか?
「おっと、危ない危ない」
「さっすがガイ!! かっこいー」
軽々と避けたガイに、ルークが歓喜の言葉を浴びせた。
その言葉が、アッシュの何かに火をつけた。
「ナメんじゃねぇっ! 氷の刃よ、降り注げ! アイシクルレイン――ッ!」
アッシュの詠唱とともに、上空から鋭利な氷の刃が2人目がけて降り注いだ。
「え」
「え」
2人がほぼ同時に呟き、その身をかわす。
「っぶねー! 何すんだよアッシュ! いくらアッシュの威力の低い譜術でも……」
ルークが言うと、アッシュから何かがキレる音がした。
その瞬間、アッシュがまた詠唱を始める。
「雑魚が近寄んじゃねぇ! 砕け散れ! 絞牙鳴衝……っ!」
アッシュが秘奥義の詠唱を始めたので、流石にヤバイと思い窓を開ける。
その窓から身を乗り出し、先程まで口付けていたコーヒーをアッシュの焔の髪にかけた。
「あ」
「あ」
またもルークとガイが同時に呟き、こちらを見上げる。私はそれに笑顔で返した。
「いい加減にしなさい。暴れすぎですよ、アッシュ?」
にっこり、と笑ってアッシュを見下ろした。アッシュは私をひたすら睨みつけてくる。コーヒーのかかったその頭で。
「うるせぇっ! 雑魚が!」
「雑魚ほど雑魚という言葉を使いますよねぇ」
「だ、黙れっ!」
そして窓から飛び降りた。すとっ、と雪の積もった地面を踏みしめる。
「さぁアッシュ? 悪い子にはきつーいお仕置きが必要ですよねぇ?」
「な、何のことだ」
「もしかしたらコレはご褒美かもしれませんがね」
そう言ってアッシュの腕を引き、ホテルのスパへと連れて行く。
「今ナタリアがスパに入ると言っていたんですよ」
「そ、それがどうしたっ!」
そして女子更衣室の前で立ち止まる。
「おい、眼鏡っ! こんなところで何を……っ!」
「いってらっしゃいませ❤」
にこ、と笑い、アッシュを女子更衣室の中へ投げ入れて即刻ドアを閉めた。
中でナタリアの叫びが聞こえる。
「っきゃぁぁあっ!! アッシュ!? 貴方こんなところで何をしていらっしゃいますの!?」
「ナタリア!? いや、その俺は……っ!」
「今すぐ出て行ってくださいまし! 殿方ともあろう方がこんな狼藉を……っ!!」
喋り方から二人の顔が真っ赤に染まっている事が容易に想像できる。
それからアッシュが更衣室から出てきた。
「おやアッシュ。どうでしたか?」
「きつい仕置きだな……」
アッシュはふらふらと、先程までの勢いを完全になくした状態で部屋へと戻って行った。
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
2007/11/11 琉嘉
ある意味ナタリアが可哀想です。
アッシュをからかうためにジェイドにダシにされて……。
ドンマイ、姫様b
ジェイドはケテルブルクのホテルの一室から、コーヒーを飲みながら外を見下ろした。
皆のはしゃぐ声が聞こえ、ついふっと笑う。
「若い方は元気で良いですねぇ……」
ルーク、アッシュ、ガイ、が――アッシュはほぼ無理矢理だが――雪合戦をしていた。
ルークの元気な声が聞こえて、雪球がアッシュ目がけて飛ぶ。
そしてアッシュの燃える焔の長髪が揺れ、その雪球を軽々と避けた。
「はんっ! レプリカが俺に当てようなんざ十年早―――」
そんなことを言っている間に、アッシュの白い顔へ雪球が命中した。
その雪球はルークの投げたものではなく、本来あまりやる気の無さそうに見えたガイの投げたものだった。
「ぐぅ……ガイッ!!」
しゃっ、と雪球をガイ目がけて投げる。
一番やる気の無かったアッシュが一番はしゃいでいるように見えるのは気のせいか?
「おっと、危ない危ない」
「さっすがガイ!! かっこいー」
軽々と避けたガイに、ルークが歓喜の言葉を浴びせた。
その言葉が、アッシュの何かに火をつけた。
「ナメんじゃねぇっ! 氷の刃よ、降り注げ! アイシクルレイン――ッ!」
アッシュの詠唱とともに、上空から鋭利な氷の刃が2人目がけて降り注いだ。
「え」
「え」
2人がほぼ同時に呟き、その身をかわす。
「っぶねー! 何すんだよアッシュ! いくらアッシュの威力の低い譜術でも……」
ルークが言うと、アッシュから何かがキレる音がした。
その瞬間、アッシュがまた詠唱を始める。
「雑魚が近寄んじゃねぇ! 砕け散れ! 絞牙鳴衝……っ!」
アッシュが秘奥義の詠唱を始めたので、流石にヤバイと思い窓を開ける。
その窓から身を乗り出し、先程まで口付けていたコーヒーをアッシュの焔の髪にかけた。
「あ」
「あ」
またもルークとガイが同時に呟き、こちらを見上げる。私はそれに笑顔で返した。
「いい加減にしなさい。暴れすぎですよ、アッシュ?」
にっこり、と笑ってアッシュを見下ろした。アッシュは私をひたすら睨みつけてくる。コーヒーのかかったその頭で。
「うるせぇっ! 雑魚が!」
「雑魚ほど雑魚という言葉を使いますよねぇ」
「だ、黙れっ!」
そして窓から飛び降りた。すとっ、と雪の積もった地面を踏みしめる。
「さぁアッシュ? 悪い子にはきつーいお仕置きが必要ですよねぇ?」
「な、何のことだ」
「もしかしたらコレはご褒美かもしれませんがね」
そう言ってアッシュの腕を引き、ホテルのスパへと連れて行く。
「今ナタリアがスパに入ると言っていたんですよ」
「そ、それがどうしたっ!」
そして女子更衣室の前で立ち止まる。
「おい、眼鏡っ! こんなところで何を……っ!」
「いってらっしゃいませ❤」
にこ、と笑い、アッシュを女子更衣室の中へ投げ入れて即刻ドアを閉めた。
中でナタリアの叫びが聞こえる。
「っきゃぁぁあっ!! アッシュ!? 貴方こんなところで何をしていらっしゃいますの!?」
「ナタリア!? いや、その俺は……っ!」
「今すぐ出て行ってくださいまし! 殿方ともあろう方がこんな狼藉を……っ!!」
喋り方から二人の顔が真っ赤に染まっている事が容易に想像できる。
それからアッシュが更衣室から出てきた。
「おやアッシュ。どうでしたか?」
「きつい仕置きだな……」
アッシュはふらふらと、先程までの勢いを完全になくした状態で部屋へと戻って行った。
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2007/11/11 琉嘉
ある意味ナタリアが可哀想です。
アッシュをからかうためにジェイドにダシにされて……。
ドンマイ、姫様b
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